ピースハーモニー

私のスタッフ紹介に゛漢方の資格持ってます　゛とありますが　今回は　暑い夏を乗り切る上で　役に立つ
知識をご紹介します。
漢方には　食養生(しょくようじょう）　というものがあります。食材の性質や効能を活かし、病気の予防や、健康の増進を食事を通して図ることです。もともと薬と食材はどちらも「たべもの」で　区別はありませんでした。日常良く使われている食材の中には　漢方薬の原料（生薬）として使われているものも　少なくありません。
例えば　山芋＝山薬（さんやく）生姜＝生姜（しょうきょう）　シナモン＝桂枝（けいし）など

【夏の食養生】
①　体内の熱をとり　体の中から冷やす働きのあるものや、利尿作用があり　水分代謝を促すものを多く摂ると良いです。→　ゴーヤ　トマト　緑豆　スイカ　きゅうり　茄子　梨　
②　冷たいものの摂りすぎで　胃腸が冷えて弱り　夏バテしてしまいます。滋養を心がけましょう。
→　うなぎ　玄米　にんにく　かぼちゃ　梅干し　

食材を見ると　どれも旬の食材ですよね！
旬のものを食べることは　実はとても理に適っているんです。先日新聞で　抗がん剤の副作用を軽くしたり、認知症患者の不眠を解消させたりするため、医療現場で漢方薬を採用する動きが広がっているという記事がありました。難しく考えず　自然の力を信じて　安くて新鮮な旬の食材をどんどん取り入れてみてください。